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中国OEM工場監査(7)不良再発防止対策を実施しているか

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タオバオ代行ワンダートレードの小林です。

今回は「不良再発防止策を実施しているか」です。(OEM工場調査項目一覧は、初めてのOEM工場監査で必要な、たった3つのものをご覧下さい。)

商品の生産も人間が行うわけですから、ミスはあります。設立から現在まで不良ゼロなどという会社はどこにもありません。

しかし、会社のレベルは「不良が発生した時・その後の対応」で決まります。まずは不良が発生した際に、以下のような書類を使用して原因究明・対策の立案がしっかりできているかが重要です。

 

不良発生時に対策書を作成しているか

一般の製造業では不良が発生した際に、以下のような書類を使用して原因究明及び対策を行います。この書類を見る事で、その中国OEM/ODM生産工場のレベルがわかります。

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ここでポイントとなるのは、「しっかり原因が究明できているのか」です。日本の会社ではよく「なぜを5回繰り返せ」と言われますが、正にその通りで浅い原因だけつきとめても、適格な対策は決してたてられません。

例えば、以下のような考え方で進めているようであれば合格点です。

例)

  1. なぜ、不良が発生したのか→機械に問題があった。
  2. なぜ、機械に問題があったのか→メンテナンスを怠っていた。
  3. なぜ、メンテナンスを怠っていたのか→メンテナンス担当が忘れていた。
  4. なぜ、メンテナンス担当が忘れてしまったのか→メンテナンス担当の記憶のみでスケジュール管理していた。
  5. なぜ、メンテナンス担当の記憶のみでスケジュール管理していたのか→特にルールが無かったから。

このように原因を深く掘り下げて見つける事ができれば、「ではルールを決めよう」だとか「いつも目に入る場所にメンテナンスが必要な日付シールを貼っておこう(見える化)」等の対策をとる事ができます。

しかし、例えば上記の3.で考える事をやめてしまえば、上司は部下に「なぜ忘れたんだ!」と叱るだけで、その対策は「部下を再教育しました」などの全く的外れな対策書となってしまいます。

 

対策が実施されているか

非常に残念な事ではあるのですが、中国のOEM/ODM生産工場では「不良発生時に対策を立てたが、実際はやっていない・やっていたがいつのまにかやらなくなってしまった」等、せっかく対策をたてたのにも関わらず、しっかり実施・運用できていない会社が驚くほど多くあります。

この問題については、実際の生産現場を自分の目で見るしかありません。

その為、当代行では、特に問題が無くても1、2ヶ月に一度は取引のあるOEM/ODM生産工場に訪問し継続的に監査を行っています。

 

品質問題を1つずつ解決していけば、OEM/ODM生産工場にも収益の改善が見込め、こちらもコストダウン交渉の成功率が高くなりますので、このように現場を見に行く事はとても重要と考えています。

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