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中国OEM工場監査(10)ミスを作業者自身が発見できるか

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タオバオ代行ワンダートレードの小林です。

今回は「工程中の不良・不具合・作業ミスを作業者自身が発見できるように工夫されているか」です。

(OEM工場調査項目一覧は、初めてのOEM工場監査で必要な、たった3つのものをご覧下さい。)

 

日本も中国の生産工場も必ず「検査員」がいて、生産された製品に不良が無いかをチェックしています。

しかしながら、検査員も人間であり、不良を見落とす可能性もゼロではありません。

ただ、その見落としの可能性をゼロに近づける努力は必要です。

そこで、日本の製造業の大部分は「検査で不良を発見するのではなく、その前工程で作業を行った作業者自身が不良を発見できる仕組み」を作る事を是としています。

これは考えればごく当然の事で、最終検査の段階で「100個中50個不良が流れてくる生産ライン」と「100個中1個不良が流れてくる生産ライン」では明らかに後者の方が不良を全て発見する確率は高くなるという事です。

この仕組みは具体的には以下のような内容が挙げられるでしょう。

  1. 各工程の作業者の目の前に、作業指導書等が掲示されており、何をどのようにすれば良いのか一目でわかる
  2. 物理的に不良が発見できる治具、工具等を制作する。

 

1.の作業指導書とは以下のような書類です。

一般的には、作業内容・注意点・図などが1枚に記載され、作業者の目の前に設置されています。

これにより、一目で何をどのようにどこに注意して作業をしなければならないかが判断でき、自己検査を行う事が可能になります。。

 

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2.の「物理的に不良が発見できる治具、工具等を制作する。」ですが、これは生産品目と工夫により制作する事ができます。

例えば、簡単な例を挙げると、下記のような作業台があれば、頭を使って考える必要なく、正否が判断できますよね。

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このように、作業・検査ひとつでも工夫を行い、生産効率や品質向上を図っている工場は、見込みがある工場と言えるでしょう。

 

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